カリキュラム
在籍クラス
基礎クラス
週10時間30分の基礎学術日本語科目を提供します。研究活動で必要となる4技能(読み・書く・聞く・話す)を学び、総合的な学術日本語運用能力を身につけます。また、日本語科目の授業時間と重ならない範囲で、研究科の授業の聴講や研究指導を受け、大学院進学に向けた準備を行います。
応用クラス
週10時間30分の学術日本語科目を提供します。基礎クラスで身につけた日本語能力を応用し、より豊かで適切に表現する能力を身につけます。応用クラスの科目を通して、自分の研究に対して、より実践的な文章作成技能やコミュニケーション技能などを身につけることができます。
※応用クラスは、基礎クラスを修了した学生のみ選択できます。
カリキュラム
クラス別授業科目一覧
クラス | 科目 | 内容 |
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基礎クラス | 個別研究Ⅰ | 大学院出願のために,学術的日本語表現だけでなく研究テーマの設定構成などの研究計画書の基本的な書き方を身につける。 |
学術日本語表現Ⅰ | 研究課題を決めるために必要な「考え方」のトレーニングを行うとともに,研究計画書・論文の構成や表現などを身につける。 | |
学術日本語表現Ⅱ | 日本語で学術的な文章を書くために習得しておくべき語彙,文型,表現,論文構成,展開パターン,事実・意見の提示,論証の方法などを学ぶ。 | |
日本語文章力Ⅰ | 大学院での研究に必要な文章力を身に着けるため, 要約文, 意見文,論述分などを書き, 自分で考えて文章を書く訓練をする。 | |
コミュニケーションスキルⅠ | 学生生活のほか,ゼミ発表やディスカッションにおける意見の述べ方や質疑応答の仕方など,円滑なコミュニケーションをとるために必要となる表現・口頭表現技術を学ぶ。 | |
学術文章読解 | 本授業は, 専門分野の論文を正確に理解するために, 文章の構造の理解, 主題の把握, 文章の要約活動を通して, 学術的文章の基礎的な読解力を身につける。 | |
口頭表現演習(基礎) | 大学院入学試験など学術的な場面で十分に対応できる口頭表現能力,ならびにマナーを習得する。 | |
基礎・応用クラス 共通科目 | アカデミック・リスニング | 大学院の講義を効果的に理解するための総合的な能力育成を目指し,講義理解のストラテジー(方略)を学んだ後,実際に講義ビデオを見て,重要な部分を意識しながらノートをとる練習をする。 |
応用クラス ※基礎クラスを修了した者のみ選択可能 |
学術研究演習 | 大学院でのゼミでの研究発表に対応できる総合的な表現能力を身につける。研究論文の要約の練習や研究計画について発表する活動を行う。 |
口頭表現演習(応用) | 大学院入学試験の面接などに十分に対応できるような口頭表現能力,面接のマナーを習得する。 | |
日本語文章力Ⅱ | 日本語で論文・レポートなどの学術的文章を書く技能を身につける。基本的知識(手順, 構成, 表現, 文法等)の確認と, 誤りやすいポイントの意識化を行った上で, 自力で推敲する訓練を行う。各自の専門分野の知見を深め, その内容に関するレポートを作成する。 | |
個別研究Ⅱ | 各自の研究計画書の内容を精査・吟味する。また, 個別の学術日本語や専門分野の理解深化のために,担当教員との個別面談により, 各自の習得が必要な点を見つける。 | |
コミュニケーションスキルⅡ | 研究発表, 質疑応答, ディスカッションなど, 学術的議論に必要な口頭伝達技術を学ぶ。また, 自分の言いたいことを適切に相手に伝える表現や方略を他の学習者と検討し, 共有しながら学ぶ。 | |
進学支援指導 | 大学院入試での論述課題のために, 論述の構成や表現方法を学び,自分の専門分野に即して実践する。与えられた指示に対して, これまで学んだ学術日本語表現を用い, 論理的で明快な論述文が書ける能力を養う。 |
開講授業紹介
※入門クラスは2024年度入学生をもって募集を停止いたしました。