中国・歴史学専攻

先生達は凄く優しく、修士入学試験に向けて、研究計画書の修正や模擬面接の練習などを全力でサポートしてくださいました。大学院での専門知識の学習や専門科目の履修には、学術的な日本語能力が必要です。プレマスターコースではそうした学術日本語を身につけることができます。その他にも、研究科の先生の授業も聴講できます。プレマスターコースでは、日本で友達を作りながら、楽しく充実した学習生活が送れます。

中国・経済学専攻

プレマスターコースに入る前は、学術日本語について勉強不足で、大学院への進学に不安を感じていました。しかし、プレマスターでの勉強で、自分の言語能力が上がり、以前より日本語をうまく運用できるようになりました。また、学術日本語だけでなく、日常生活でよく使われる日本語も学びました。プレマスターでは、研究計画書や小論文などの学術的な表現方法、敬語の使い方、発表の仕方、コミュニケーションスキルなどを学びました。プレマスターの先生方に心から感謝しています。

ウズベキスタン・心理学専攻

私はウズベキスタン出身で、日本の大学を卒業しましたが、日本語での論文執筆や学術的な発表をした経験がありませんでした。このコースでは、読む、書く、聞く、話すという4つの高度な日本語能力がバランスよく学べます。さらに、研究計画書を作成するために必要な知識や技術の学習に加え、学術的な日本語の個別指導もあります。特に、研究についても大学院の先生から直接指導していただける点を非常に魅力に感じています。

中国・文学専攻

プレマスターでは大学院生として不可欠な論文やレポートの書き方、コミュニケーションをより円滑にするためのスキル、面接対策などの授業があります。授業に参加し、日本語の話す力、聞く力、書く力を全面的に磨くことができました。また、専門分野の授業を受けられ、日本語の勉強だけでなく、専門知識も学べます。そして、先生方は親切で、クラスメイトたちは助け合いながら、勉強を進められます。こうした雰囲気の中で、「留学」への不安もなくなり、日本語能力も想像以上に向上できました。プレマスターで学んで本当に良かったです。

ベトナム、教育学専攻

大学を卒業するとき、大学院進学のことを考えました。しかし、その時、日本語能力試験N1を持っていましたが、大学院進学に必要な研究計画書を書くことも、大学院入試の過去問を解くこともかなり困難でした。なぜなら、私が学んだ日本語は学術的な日本語と違っていたからです。そこで、指導教員の勧めでプレマスターコースに入学することにしました。在籍中、学術日本語の学習に加え、研究に関する思考力も高め、多様な領域にわたる研究をする学生と議論する機会も得ました。現在、修士論文を書いていますが、私にとってプレマスターコースで学んだことは大切な武器です。

モンゴル・教育学専攻

修士課程に入るには、研究生として入学することが一般的で、この場合、研究計画書の作成及び院試の準備は、指導教員と一緒あるいは一人で行います。初めて研究活動を行う際には、躓くことが数多くあるのは簡単に想像できます。しかし、岡山大学にはプレマスターコースがあり、コースの学習により、研究題目の設定、学術論文の書き方などの基礎知識が習得できます。このコースでの日々は、大学院での研究活動の良い準備期間になりました。

中国・化学専攻

プレマスターコースでは、研究生として、岡山大学で学術日本語などを勉強します。文系の留学生は、日本語が分かっても、学術的な日本語コミュニケーションが日本人と同じレベルでなければ、大学院での研究が難しいです。そのため、半年か一年の学術日本語の勉強が必要です。理系留学生には、必要となる日本語能力が文系の学生ほどではないものの、教授や他の学生との交流、学術発表、学術論文の読み方を学ぶことが必要です。プレマスターでは、このような各術日本語を体系的に学ぶことができます。