氏名 前田信爾
所属 経済学部
宿舎 国際学生シェアハウス
入居期間 2024年4月~2025年3月



応募したきっかけ

※この体験談は英語で提供されたものを、日本語に翻訳して掲載しています。

応募のきっかけは、イギリスでの交換留学中に複数回シェアフラットで暮らした経験にあります。これまでに3回以上シェア生活を経験しましたが、決してトラブル続きだったというわけではありません(実際には多少の問題があったこともありますが、想像されるほど深刻なものではありませんでした)。例えば、韓国人のフラットメイトとの関わりの中で戸惑うこともありましたが、その経験を通じて、異なる文化的背景を持つ人と良い関係を築く方法を学べたと感じています。男性だけのシェア生活は、共有スペースが散らかりやすく、生活面でのストレスもありましたが、そうした環境に身を置くことも、自分にとっては将来につながる前向きな経験だったと思います。いずれはイギリスで暮らしたいという思いがあり、その準備の一環としても意味があると思いました。また、もう一つの応募理由として、英語のスピーキング力を維持したいという気持ちもありました。そうした背景から、国際色豊かな学生たちと生活できる国際学生シェアハウスに応募することを決めました。

シェアハウスの雰囲気や日々の生活

ルームメイトたちとは、毎日楽しく会話をし、穏やかに過ごしていました。施設面では、共有スペースは思っていたよりも広く、特にリビングは筋トレができるほど広かったです。また、キッチンも複数人で料理ができるほどのスペースがありました。ルームメイトとの日常生活はユーモアに溢れており、いつでもお互いを助け合うような関係性でした。

シェアハウスに住んで良かったこと

ルームメイトと喋ることが、これまでの中でも特に楽しく、価値のあるひとときだったと思います。ルームメイトとお互いの人生で起こっている事をアップデートする時間をたまに作っていました。私を含め、全員がどこか風変わりなところがあり、そうした共通点があったからこそ、会話がどんどん深まっていったのだと思います。時々一緒外食もしたりして楽しい時間を過ごしました。

大変だったこと、失敗したこと

私は留学中に他人と住んでいた経験があったこともあり、特に苦労したことはありませんでした。強いて言えば、ゴミ出しや床掃除などの役割分担が少し大変でした。私たちのユニットは全員が男性で、男性同士のシェア生活では清潔さを保つのが難しいというのはよくあることかもしれません。実際、各自が担当を決めて家事を行うことに限界を感じ、途中でそのスタイルをやめてしまいました。そんな中、ある日ひとりのフラットメイトが率先して掃除を始めたことで、私たちも自然とそれに倣うようになり、いつの間にか役割分担ではなく、気づいた人が動くという形で家事をこなせるようになっていきました。

学んだこと、身についた力やスキル

このシェア生活を通じて、問題解決能力や人と協力するスキルが身に着きました。実は、停電が起きたことがありました。正直なところ、かなり不便で困る場面もありました。でも、お互いに助け合いながら乗り越えることができました。どうすれば復旧できるのか全く分からず戸惑いましたが、みんなで協力してなんとか解決できました。信頼関係がなければ、上手くいかなかったと思います。

シェアハウスでの経験が与えた影響

過去にルームシェアをした経験があったため、大きな変化はないのですが、共同生活を重ねる中で、自分の意見をしっかり伝える自信は以前よりも持てるようになりました。例えば、夜中に音がうるさいと思ったときに、静かにしてほしいと言えるようになり、私の引きこもりがちな性格を変える要因にもなりました。

この経験をどのように今後に活かしていきたいか

すでに、大学院ではイギリスで再びシェアフラットに住むことを決めています。経済的にも負担が少なく済むことが、その大きな理由のひとつです。これからも、異なるバックグラウンドを持つ人たちと良好な関係を築きながら生活していきたいと考えています。そうした経験を重ねることで、日本語を話さない人々ともうまく共に働き、暮らしていく力がより自然に身についていくのではないかと期待しています。このような日常の学びを、大学院での授業や課題にも活かし、将来の成功につなげていきたいと思います。

後輩へのメッセージ

シェアハウスに入居することは、家事の分担、言語の壁、共同生活への不安など多くの不安要素があると思います。しかし、それと同時に貴重な経験やスキルをたくさん得られると思います。私も初めてシェアハウスに住んだときはとても緊張して、「なぜ見知らぬ人と住まないといけないのか」と思うこともありました。でも、一緒に暮らすことで、自分の価値観や常識が大きく変わりましたし、何よりコミュニケーション能力が大きく向上しました。皆さんもぜひ、シェアハウスに応募してみてください!