氏名 木村三津子
所属 グローバル・ディスカバリー・プログラム
宿舎 国際学生シェアハウス
入居期間 2022年9月〜2024年3月



応募したきっかけ

応募した理由は2つあります。一つは英語力を保持するためにも自身を英語が話せる環境に置いてみたかったことです。
私自身岡山大学に入学する前にはアメリカの現地の学校に5年間在籍していたとこもあり、英語力は得意な方でした。しかし、日本語の授業を受けていたことや英語を話す機会を自身で作れていなかったことから英語力が衰えていくのが心配でした。そのため、英語を話せる機会を少しでも作ることができるシェアハウスがその時の自分には必要だと思い応募しました。
もう一つは共同生活というものに興味があったからです。私は最初の1年間は一人暮らしをしていたのですが、シェアハウスに住んでいる友達の話を聞く度に楽しそうだなーと思っていました。普段から人と話すことや留学生の支援をすることが好きだったので、応募してみたというのもあります!

シェアハウスに住んで良かったこと

シェアハウスに住んでいて良かったことは常に何かを共有できる誰かがいたことです。
私はシェアハウスに住んでいた期間に就職活動を行なっていたので、だれか相談できる相手が常にいるといった環境が自分の中で心の支えにもなっていました。うまく面接がいかなかった時など、落ち込んでしまうこともありましたが、扉を開けるとルームメイトが「大丈夫?」や「お疲れ様」といってくれて、それがあの時の状況には必要でありがたかった環境だと思います。就職活動の苦労を話すと、それぞれの国の就職活動の違いや大変さを夜の1時くらいまで語り合ったこともあり、今となってはとてもいい思い出です!もちろん就活以外にも家族、テスト、恋愛のことなどみんなで夜遅くまで悩み相談会を開催するなど本当に友人に恵まれたシェアハウス生活だったと思います。

シェアハウスでの経験が与えた影響

外国から来た留学生たちと生活することで、日本の生活について新しい視点を得られたことだと思います。
私はこの1年半の間で計5カ国以上の国から来た留学生たちと生活を共にしました。彼女たちが日本の日常に新鮮さを感じる様子を見て、私も日本の文化や習慣を改めて見直すことができました。たとえば、両開きの冷蔵庫や電気ポットのような私たち日本人が普段使っているものに感動している彼女たちを見て、日本にいながらにして異文化交流をしているような感覚になりました。一方で彼女たちの入居手続きを手伝いながら、システムの複雑さや日本語だけの説明に頼ることの多さに気付かされ、自国の良いところや改善点に目を向けるきっかけにもなりました!

この経験をどのように今後に活かしていきたいか

卒業後は、日本と世界を繋ぐような人材を目指すために海外のインフラ開発なども行なっている企業で働く予定です。シェアハウスで培った異なる文化の人たちとの生活で鍛えたコミュニケーション力や異文化への理解力を海外で実際に働く際に生かしたいと考えています!

後輩へのメッセージ

私から伝えられるアドバイスは「嫌なとき、困っている時は必ずルームメイトに伝える!」です。
やはりルームメイトの中には部屋の掃除をしない子やゴミ出しに協力的ではない子などもいました。しかし、そんな時に「自分が日本人ルームメイトだからやってあげるか」という思いやりは必要ではありません。私も今までうまくルームメイトに伝えられずにそれがストレスになっている人を何度かお会いしたこともあります。我慢が必要なのではなく、お互いが快適に過ごせれるように、「嫌なとき、困っている時は必ずルームメイトに伝える!」を実践することがシェアハウス生活には必要だと思います。英語力はあるに越したことはないですが、それよりも伝えようと思う気持ちが大切です。シェアハウス先輩としていつでも皆さんのこと応援しています!

そして私からのメッセージは少しでも興味があるならぜひ申し込むべきだと伝えたいです!
私も申し込んだ時、面接を受けた時、そして入居した時など入るまでは心配ばかりでした。実際に9月の入居前に4月入居の応募をしようかと考えていたのですが、なかなか決心がつかずに応募を逃していたこともあります。しかし実際に住み始めると今までの心配が嘘だったかのような楽しい思い出ばかりだった1年半だったと思います。違う文化で育った人や同じ言語を話さない人と共同生活をするというのはかなりハードルが高く感じるかもしれません。でもそんな環境だったからこそ学べることもたくさんあり、私にとって社会人になる前に必要な経験だったと思います。実際にシャアハウスでの経験を通じて、「私は今はどこでもやっていけるんだ!」という自信につながりました。少しでも国際交流、留学、新しいことにチャレンジしてみたいという方は応募してみてください!