チューターについてのFAQ

チューター制度、チューター学生の選定

チューター制度とは、渡日まもない外国人留学生に対し、岡山大学に在籍する学生がチューターとなって、生活サポートや教育・研究について個別の課外指導を行う制度です。
チューター学生には、活動実績に応じて謝金が支払われます。

  • 新規渡日者(国内進学を除く)
  • 留学期間が5ヶ月以上
  • 在留資格:留学

    上記全てを満たし、渡日直後の諸手続支援、日本語専門知識等の勉強にサポートが必要と指導教員が認めた外国人留学生に限ります。

2月と8月頃に、国際教育推進課から各部局にチューター学生の申請についてお知らせのメールをお送りします。期日までに、各部局を通して申請してください。
4月・10月以外の期間途中に留学生を受け入れる場合も、各部局を通して国際教育推進課に申請してください。
※受入時期によってチューターの申請期限がありますのでご注意ください。各部局の留学生担当には期限をお知らせしています。

新入留学生の指導教員が行います。

岡山大学の正規生であれば、チューターの所属は問いません。

岡山大学での在籍期間が半年以上の方(前課程を含む)であればチューターになれます。ただし、活動内容は、生活サポートに限られます。
なお、特別聴講学生や特別研究学生はチューターにはなれません。

なれます。ただし、事前に資格外活動許可を得て、入管法で定められている範囲内で活動してください。

指導教員に選定された学生であれば学年は問いません。ただし、学部生がチューターとなる場合、原則チューターを受ける学生より学年が上、もしくは同じ学年の学生がチューターを行うことが好ましいです。

いずれの場合も問題ありません。ただし、活動時間の重複には注意してください。活動時間が重複した場合であっても、謝金は1名分のみの支給となります。

チューター学生申請書は、指導教員から留学生の所属部局の事務担当に提出してください。
給与・旅費等の口座振込申出書およびマイナンバー届出書は、チューター学生が直接国際教育推進課に提出してください。




チューター活動

以下は2025年度の情報です。期間中いつ受入を開始しても、終了日は変わりません。

  • 4月~7月受入開始の留学生:2025年4月1日 ~ 2024年7月31日
  • 8月~9月受入開始の留学生:2025年8月1日 ~ 2024年9月15日
  • 10月~1月受入開始の留学生:2025年9月24日 ~ 2026年1月31日
  • 2月~3月受入開始の留学生:2026年2月1日 ~ 2026年3月10日
  • JICA研修員:2025年4月1日 ~ 2025年9月15日、2025年9月24日 ~ 2026年2月14日

すみやかに学務部国際教育推進課にご連絡ください。ただし、活動可能時間数がありますので、その上限を超えた分の謝金は支払われません。

毎年度、予算の範囲で決定します。以下は2025年度の情報です。

担当する留学生の身分で確認してください。

  • 正規生、研究生、日本語予備教育留学生、教員研修留学生:
    期間中合計 25時間以内
  • 特別聴講学生、特別研究学生、日本語・日本文化研修留学生(受入期間が5ヶ月以上):
    期間中合計 15時間以内
  • すでに在籍しているJICA研修員:
    期間中合計 50時間以内
  • 新規渡日のJICA研修員:
    期間中合計 75時間以内

理由書が必要です。チューター学生の方は、個別に国際教育推進課にご相談ください。

1日あたりの活動時間は4時間まで。TAなど他の雇用や謝金業務での勤務時間と合計で1日に7時間45分までです。
活動時間が5時間を超えたら、途中で1時間の休憩を挟む必要があります。

チューターが学業に支障をきたさない範囲での活動にしてもらうため、チューターの要項で定められています。

入管法で定められているからです。違反すると、在留資格取り消しの対象になり得ますので注意してください。

本制度の対象となる支援の例は、次のとおりです。

  1. 渡日直後の諸手続等生活支援
    渡日時の出迎え、市役所手続き(住民登録・国民健康保険)のための付き添い、銀行等の口座開設のための付き添い、渡日直後の買い物の手伝い、学内提出物の作成補助、携帯電話の契約、食堂・図書館等の学内施設の案内及び利用方法等の説明など

    ※市役所手続き及び銀行口座開設手続きについては、留学生個人で行ってもらうことになります。特に日本語での意思疎通が難しい留学生には、本制度をご活用いただき、可能な限りチューター学生の付き添いをお願いします。
  2. 教育・研究上の個別指導
    講義、研究、実験、実習などの補習・相談、輪講、ゼミの予習・報告の援助、レポート・研究論文等の補助的添削、専門分野関連の諸施設利用のアドバイス、専門用語の説明、日本語の補習、日本文化・習慣の紹介・説明、大学院入学試験等勉強の相談など

チューターガイドを参考に、指導教員の先生と相談して決めましょう。

いつ頃連絡を取るかも含めて、指導教員の先生に相談してください。国際教育推進課から、チューター学生または対象留学生に対して、連絡先を提供することはしていません。

本チューター制度が留学生の異文化での生活基盤を構築するための支援について重要な役割を担っていることから、オンラインでのチューター活動は、対象となる留学生が日本国内に滞在している場合に限ります。渡日できない留学生については、渡日できるようになってから本チューター制度をご活用ください。

食事、観光、車での送迎など、生活・教育・研究サポートに関係がないことはチューター活動として認められません。




提出書類

岡山大学のネットワークで振込口座情報照会ページにアクセスし、ご自身の口座登録状況を確認してください。
「旅費・謝金等口座情報」欄に有効な銀行口座が登録されている場合は、提出不要です。

提出が必要な人は以下のとおりです。

  • チューター活動が初めての人
  • 以前にチューターを行ったが、進学などで学籍番号が変わった人
  • TA、非常勤職員、医員などの雇用で提出したことがある人(扱いが別なので、提出が必要です!

提出が不要な人は以下のとおりです。

  • 現在の学生番号になって以降に チューター活動を行い、学籍番号及び口座情報に変更がない人
  • 現在の学生番号になって以降に 謝金業務や学会出張などで提出したことがある人

留学生を含め、原則として全員に提出をお願いしています。

岡山市内では、市役所/区役所岡山国際交流センターB1F市民サービスコーナー等で取得できます。発行には300円がかかります。

マイナンバー届出書:メールも学内便も不可。国際教育推進課窓口で提出してください。重要な個人情報のためです。
給与・旅費等の口座振込申出書:メール・学内便・窓口いずれもOKです。
チューター実施報告書:国際教育推進課窓口で提出してください。不備がないかその場で確認します。

チューター活動が終了したら、またはチューター活動時間が上限に達したら提出してください。提出期限はこちらのページで確認しましょう。
提出期限まで待つ必要はありませんので、早めの提出にご協力をお願いします。
チューター対象留学生と、指導教員の先生のサインが必要ですので、余裕をもって依頼しましょう。

留学生や指導教員と直接会えるうちに、チューター実施報告書を作成し、署名をもらってください。
やむを得ず署名の取得が困難な場合は、すみやかに国際教育推進課へ相談してください。場合によっては、謝金が支払われないことがあります。

 

謝金の支払い、その他

チューター実施報告書を期限内に提出された場合は、以下が支給日の目安となります。2025年度の情報です。
担当する留学生の受入時期で確認してください。

  • 4月~7月受入開始の留学生:9月25日
  • 8月~9月受入開始の留学生:10月25日
  • 10月~1月受入開始の留学生:3月25日
  • 2月~3月受入開始の留学生:4月25日
  • JICA研修員:10月25日、3月25日

チューター活動は雇用ではなく謝金による活動のため、雇用証明書は発行できません。
ただし、以下の書類については、写しデータを提供することが可能です。

  • 指導教員が作成したチューター学生申請書
  • チューター学生が作成したチューター実施報告書
  • チューター謝金金額や活動内容の例等が記載された通知文書

書類の提供を希望する場合は、以下の情報をメール本文に記載のうえ、国際教育推進課までご連絡ください。
なお、書類の提供には日数がかかる場合がありますので、早めに連絡してください。

  • 所属
  • 氏名
  • チューター活動実施時期(〇年〇月~〇年〇月)
  • 希望する書類(指導教員作成のチューター学生申請書の写しデータ等)
  • 希望する形式(紙 / PDF)

源泉徴収票の写しが証明書として使用できます。源泉徴収票がお手元にない場合は、再発行の手続きが必要となります。
再発行を希望する場合は、以下の情報をメール本文に記載のうえ、国際教育推進課までご連絡ください。
源泉徴収票の発行には1週間程度かかりますので、早めにご連絡ください。

  • 学生番号
  • 所属
  • 氏名
  • チューター活動実施時期(〇年〇月~〇年〇月)
  • 希望する書類(例:〇年度分の源泉徴収票 など)
    注意:〇年度分の源泉徴収票とは、当該年(例:2025年度=2025年1月~2025年12月)に支払われた謝金分を指します。
  • 希望する形式(紙 / PDF)

 

このページに関するお問い合わせ先
学務部国際教育推進課 dde7046●adm.okayama-u.ac.jp
※●を@に置き換えてください。